

液体や気体の動きを理解することは、多くの工業分野において、きわめて重要です。近年まで、流体の動きの研究は実験室に限られていましたが、パーソナルコンピュータの処理能力の急成長に伴い、今ではソフトウェアアプリケーションを使用してデスクトップで数値解析を行い、流体問題を解くことが可能になりました。さらに、共通のインターフェースやワークフロープロセスを使用することで、解析者だけでなく設計者も流体解析を利用することができるようになりました。
実際に新しい製品を製造または導入する前に、新しい設計や工程のパフォーマンスを予測する必要のある多数の企業で、数値流体力学(CFD)は、製品設計・解析環境に不可欠な部分となっています。ANSYSが提供するCFDソリューションは、実績のあるANSYS CFXソフトウェアがベースとなっており、CFXの数値流体力学ソフトウェアは、20年以上にわたって世界中の企業に信頼され、各社の成功に貢献してきました。

図の一部は、Eastman Chemical Company 社、DaimlerChrysler Aerospace AG 社および URS Corporation 社からの提供です。
流体力学は、航空宇宙、自動車、化学プロセス、発電、暖房、換気、空調設備、生物医学、石油・ガス、船舶などの多数の産業で利用されています。流体力学のスケーラブルな性質を利用して、大規模な建造物の空調から、微小なマイクロポンプ、ナノテクノロジーまで、多種多様な問題を扱うことが出来ます。ANSYS CFXソフトウェアは、ポンプ、ファン、タービン、コンプレッサ、およびその他の回転機械をシミュレーションを用いた設計を通して、性能向上させていた企業をサポートしていたノウハウがあらゆる要素に生かされており、要求水準の高いこの分野で主導的な地位を占めています。燃焼、反応流、輻射などに特化したモデルは、生産性を上げ、寿命を延ばし、廃棄物を減らすために必要な、機器やプロセスへの見識を得るのに役立ちます。
[ CFD基本事項 ]