FLUENT6.0 テストケース

k-ω乱流モデルによる一般的なWhitcomb(GA(W)-1)翼の解析

cl vs AoA
 
cd vs AoA
 
cd vs cl
 
GA(W)-1翼の空力特性をFLUENT6.0の新しいκ-ωモデルで解析し、McGheeら(1973)の実験データと比較しました。対象とした物理量は、揚力係数(Cl)、抵抗係数(Cd)、極曲線(Cd 対 Cl)です。

計算には、標準と SST(shear-stress transport)κ-ωモデル、2次元ハイブリッドメッシュ、翼表面の境界条件に非平衡壁関数を使用しました。

SST κ-ω モデルの結果を、以下の図に示します。3種の離散化スキームを使用し、図中でA〜Cとして示しました。Cl 対 迎角、Cd 対 迎角、Cd 対 Cl のプロットを実験データと比較しました。Cl の一致は良好です。Cd の解析結果は、どの κ-ω モデルを使用するかに依存します。GA(W)-2 翼に対しても、同様の結果が得られました。一般に κ-ω モデルはκ-εモデルよりも Cl を良好に予測し、Cd は同等もしくは良好に予測しました。

※κ-εモデルの結果は次の文献にあります:
"CFD Predictions of Airfoil Aerodynamic Characteristics for Subsonic Flows" 
Escuela Superior de Ingenieros Industriales, Universidad de Navarra. Francisco Javier Sarasola, December 1999.