FLUENT6.0 テストケース

エンジン筒内メッシュの移動/変形

燃焼室下部のピストン移動領域
 
非構造四面体格子(ローカルリメッシュ法、スムーシング法)を適用した燃焼室上部と、 構造格子(レイヤリング法)を適用した燃焼室下部のピストン移動領域
 
 
燃焼室内部の速度分布図
 
燃焼室内部の速度分布図
FLUENT 6.0 では、バルブとピストンの動きを含むエンジン筒内流れの解析が可能です。FLUENT 6.0は、3つのメッシュの移動変形手法(スムーシング法、ローカルリメッシュ法、レイヤリング法)を装備しています。バルブとピストンの動きを含むエンジン筒内流れ解析には、これら3つの手法を組み合わせて使用します。各手法を用いる領域は、別々の領域として分割しておきます。各領域間のメッシュの接続は構造/非構造を問わず可能です。

FLUENT6.0の移動/変形メッシュ機能では、メッシュ生成に他の特別なソフトウェアを必要としません。また、ローカルリメッシュ法では特別なトポロジー定義を必要としないため、前処理段階での作業量をかなり軽減できます。さらにユーザーに必要とされるのは、初期メッシュの生成、移動境界の移動指定のみです。計算開始後の移動/変形メッシュの動きは、FLUENT によって自動的に決定されます。

この例ではピストンとバルブ周りの領域に対してレイヤリング法(構造格子)を適用しています。ピストンとバルブが部分的に重なる燃焼室領域の上部については非構造4面体格子領域と定義し、スムーシング法とローカルリメッシュ法を使用しています。バルブ周りのレイヤリング法領域と燃焼室の非構造4面体格子領域との接続は、変形非構造インターフェースを用いて実現しています。