

FLUENT6.2では、非反復型非定常解析法(NITA)の実装により、非定常解析に目覚しい改善が見られます。非反復型PISO法やFractional Step陰解法が利用できます。どちらも非圧縮性から弱い圧縮性の流れに適用可能で、反復型の非定常解析法と比較して格段のスピードアップが達成されます。 また、連成型ソルバーも改良され、精度向上と同時に、各反復計算も高速化しています。非定常解析法に特別な変更があり、連成型ソルバーで陰的時間刻みを使用した場合の精度と収束性が改善しています。特に、連成型陰解法では、連成型陽解法と同様の精度で、圧力波の伝搬を捉えられるようになりました。問題の所要反復計算回数も著しく減少しています。 ターボ機械のユーザーの方々が特に興味を持たれるのは、自動化されたフルマルチグリッド初期化機能でしょう。これは、初期解析場を計算し、連成型陰解法ソルバーで大きなクーラン数を使用することで、全体の収束を加速します。さらに、無反射境界条件が非定常流にも対応しました。 その他、FLUENT 6.2では、FLUENTのパラレル版でケースファイルの読み込みが格段に高速化されています。 |
||