FLUENT6.2 新機能・改良機能の一例

格子、数値計算、並列処理

VOFおよび比反復型非定常解析法(NITA)による液体自由表面予測
VOFおよび非反復型非定常解析法(NITA)による液体自由表面の予測
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FLUENT6.2では、数値計算手法をいくつかの点で強化し、ソルバーの精度向上と効率化を実現しました。分離型ソルバーでは、改良型Rhie-Chow補間法を実装し、四面体メッシュの精度が格段に向上しています。さらに、局所3次精度離散化スキームを分離型および連成型のソルバーに実装しました。

FLUENT6.2では、非反復型非定常解析法(NITA)の実装により、非定常解析に目覚しい改善が見られます。非反復型PISO法やFractional Step陰解法が利用できます。どちらも非圧縮性から弱い圧縮性の流れに適用可能で、反復型の非定常解析法と比較して格段のスピードアップが達成されます。

また、連成型ソルバーも改良され、精度向上と同時に、各反復計算も高速化しています。非定常解析法に特別な変更があり、連成型ソルバーで陰的時間刻みを使用した場合の精度と収束性が改善しています。特に、連成型陰解法では、連成型陽解法と同様の精度で、圧力波の伝搬を捉えられるようになりました。問題の所要反復計算回数も著しく減少しています。

ターボ機械のユーザーの方々が特に興味を持たれるのは、自動化されたフルマルチグリッド初期化機能でしょう。これは、初期解析場を計算し、連成型陰解法ソルバーで大きなクーラン数を使用することで、全体の収束を加速します。さらに、無反射境界条件が非定常流にも対応しました。

その他、FLUENT 6.2では、FLUENTのパラレル版でケースファイルの読み込みが格段に高速化されています。