


ポストプロセスは、CFD解析プロセスにおいて重要な段階です。ソルバーで生成された膨大なデータを明確に表示させ、解析者がアプリケーションに関する有益な工学判断を下すための助けとならなければなりません。流れを定性的に可視化するだけでなく、性能の比較や予測のための定量的な数値を導き出すことも、優れたポスト処理ツールの条件です。
ANSYS CFX-Postは強力なグラフィック機能と定量計算機能を持つポスト処理ツールで、ANSYS CFXから有益な情報を迅速に抽出することができます。また、直観的なユーザーインターフェースにより、初心者でも容易に使用することができます。またANSYS CFX-Postは、標準の対話モードに加え、バッチモードでポスト処理セッションファイルを実行することも可能で、一連のソルバーの実行に対して出力の再現を素早く行うことができます。
昨今のCFD問題のサイズが増大し続ける傾向に対応して、ANSYS CFXのポスト処理技術もそれに合わせて進歩し続けています。ANSYS CFX-Postは、効率的なストレージおよびグラフィックアルゴリズムを採用し、計算機リソースの利用を最適化しています。
ANSYS CFX-Postは将来のさまざまなニーズに備え、並列ポスト処理および協調可視化への拡張が可能となるよう開発が予定されています。ANSYS CFX-Postは、ユーザーが期待するすべてのグラフィック機能を提供します。 ユーザーのドメイン内で等値面、平面、ベクトル、表面プロット、および流線を用いた流れの表示が可能です。柔軟性の高い領域作成機能では、境界/平面の交差曲線の生成や、円弧または長方形の境界でスライス平面の範囲を定義することができます。キーフレームアニメーションの最新機能も利用可能です。
ANSYS CFX-Postは、ANSYS CFXの結果に対する柔軟で正確な定量的ポスト処理機能を提供しています。ANSYS CFX-Postでは、ポストプロセッサーに内在するANSYS CFX計算式言語(CEL)の機能を完全に利用できるほか、この機能の拡張に際し、ポスト処理に特有の質量流量荷重、面積荷重、長さ荷重および体積荷重の積分および平均値などを使用することもできます。また、計算式を用いて、ユーザーが指定した量に対し新しい変数を定義、表示させることも可能です。

ANSYS CFXポストプロセッサーを使って作成された混合器のアニメーション。
(MPEG-1 - 267 KB)
(RealMedia - 47 KB)

ANSYS CFXポストプロセッサーを使って作成された燃料タンクへの充填の自由曲面シミュレーションのアニメーション。
(MPEG-1 - 1.83 MB)
(RealMedia - 248 KB)