プレスリリース

先進の機能を装備し、FLUENT 6.0待望のリリース!

2001年12月17日、CFDソフトウェアのリーディングカンパニーFluent Inc.が、新バージョンFLUENT6.0のリリースを発表しました。新機能は、これまでのロバストで使用実績の豊富な非構造格子CFDソフトのプラットフォームに追加されます。注目すべきは、混相流、回転機械、燃焼などの物理モデルに関する飛躍的な進歩です。シリンダ内のエンジンパフォーマンスを解析するための先進的な移動/変形メッシュも、ベータ機能としてデビューします。

■ コストを最小限に
Fluentの開発チームは、新バージョンが各業界に広く適用できるよう、包括的なテスト・プログラムを実施しました。Fluent Inc.のvice presidentであるDr. Swaminathan Subbiah は、次のように述べています -- 「FLUENT 6.0 の新機能は、それぞれ一連のテストをパスしました。顧客から寄せられた実際の複雑な問題に答えを出すものとなっています。ユーザーの皆様がCFDソフトウェアのテストや検証のためにいかに時間と労力を費やしているか、すなわちCFDを使用する上でかかるコストがいかに多大なものとなっているか、充分認識しております。我々は、こうした労力をできるだけ排除すべく、前もって度重なるテストを実施し、文書化し、ユーザーの皆様に公開することにしました。FLUENT 6.0の新機能は業界に広く適用されるだろう、と自信を持って申し上げたいと思います」
「Fluentは、FLUENT 6.0のリリースで他社を大きく引き離したと言えましょう。複雑な形状にオイラー混相流モデルを使用して検証したところ、計算時間はFLUENT 4.5よりずいぶん速くなっています。こうした様々な機能を装備したにもかかわらず、コードの使い勝手は従来どおり容易なままで、直感的に使用することができます」

(Vivendi Water社、M. Karim Essemiani氏)

FLUENT 6.0のベータ版使用者によるコメント集は、以下のサイトからご覧になれます。
http://www.fluent.com/software/fluent/testimonials.htm

■ 最高級のCFDを
FLUENT6.0は、いくつかの分野で新しいCFDモデルを標準装備いたしました。たとえば、粒子運動論を用いたオイラー・グラニュラー混相流モデルを、初めて非構造格子でシミュレーションできるようになっています。この機能は、混相流における固体の動きを予測するために必要です。モデルには粒子圧が考慮され、充填限界に達するまでの固相内の挙動をモデリングします。オイラー・グラニュラーモデルは、流動床、ライザ、粒子浮遊、沈降などの解析に適用できます。3相の混相流(気体−液体−固体)も、FLUENT 6.0を使用してモデリングできます。CFDを代表するもう1つの顕著な特長は、非構造格子におけるターボ機械特有の座標系でポスト処理が可能になったことです。これにより、ユーザーは非構造メッシュを使いながら、ポンプ、ファン、ブロワ−、その他の回転機械で、子午線、ピッチ方向、スパン方向に沿った断面のポスト処理も簡単にできるようになりました。渦消散概念モデルも業界初の独自機能で、NOx減少など汚染物質の生成解析に使用されます。FLUENT 6.0の新しい噴霧モデルには、1次微粒化モデルや2次微粒化モデルが含まれ、液滴飛沫燃焼と組み合わせて使用できます。

■ パラレルプロセッシング
FLUENTのパラレルプロセッシング機能は、他の汎用CFD ソフトウェアをリードしてきましたが、新しいバージョンでさらに確固たるものとなっています。新バージョンには、ダイナミックロードバランシング他の先進機能が装備され、多様なシステム構成の適用が容易になります。FLUENTのWindowsバージョンは、MPI Software Technology社のMPI/Proに統合されました。MPI/ProRは、市販のMPI標準です。FLUENTはMPIを使用して、計算クラスタとマルチプロセッサ・マシンの両方で稼動します。

■ ポスト処理・可視化
FLUENT 6.0では、ポスト処理・可視化でも、動画の自動生成といった新しいオプションが提供されます。計算結果はVRMLフォーマットで出力でき、それによりユーザーは、3Dイメージを、リモート表示用にウェブ上で送信できます。受信者は、そのイメージ表示を拡大、拡大/縮小、回転できます。 「FLUENT 6.0の新機能VRML出力は、非常に歓迎すべきものです。業務上、重要になることは間違いありません。また、可視化機能のさらなる統合、総合的に改良された各機能のおかげで、 このコードが我々のニーズに完全に適合するようになりました」

(Hoare Lea Virtual Engineering社. Paul Kingston氏)

■ システムと入手方法
FLUENT 6.0は、UNIX、NT、Linuxプラットフォーム上で利用できます。FLUENTのライセンス費用は、使用可能なプロセス数によって決まります。詳細は下記までお問合せください。

フルーエント・アジアパシフィック株式会社
〒163-0650 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル50F
TEL:03-5324-7301 FAX:03-5324-7302
info-japan@ansys.com

■ 会社概要
Fluent Inc.は、数値流体力学(CFD)とコンサルティング・サービスの世界最大のプロバイダです。Fluentのソフトウェアは、流れ、熱や物質の移動、化学反応などを予測や可視化などのシミュレーションに使用されています。業種に関わらず、世界中の製造関連企業にとって、コンピュータ援用エンジニアリング(CAE)プロセスの極めて重要な部分を担っています。製品開発、設計、研究に携わるエンジニアは、FLUENTを使用することで仮想のプロトタイプを構築し、提案した、既存デザインのパフォーマンスをシミュレーションできます。その結果、最適化、トラブルシューティング、スケールアップ、モデルのレトロフィットが可能となるのです。CFD ソフトウェアの使用は、費用のかかる物理テストとプロトタイピングのニーズを減らすことにつながるため、製品が市場に出るまでの時間削減が可能になります。
Fluent Inc.(米国、ニューハンプシャー州レバノン)には、全米各地に営業所があります。ヨーロッパ本部は、英国(シェフィールド)、アジア本部は日本(東京)です。フランス、ドイツ、イタリア、ベルギー、スウェーデン、オーストラリア、ブラジル、中国、韓国、台湾、チェコ他、世界中に代理店、ジョイントベンチャー、協力会社があります。製品に関する詳細は、日本法人 フルーエント・アジアパシフィック(株)のホームページ(www.fluent.co.jp)をご覧ください。

FLUENT と GAMBIT は Fluent 社の登録商標です。
MPI/Pro は MPI Software Technology の登録商標です。