プレスリリース
2006年8月7日
アイシン・エィ・ダブリュ株式会社が自動車変速機の設計業務の効率化のために、リナックスネットワークス社のスーパーコンピュータを採用
ANSYS CFX用にチューニングされたリナックスネットワークス社のスーパーコンピュータが、トヨタ、アウディ、フォルクスワーゲン、ボルボ等に向けた変速機の設計に採用される
2006年8月1日 -- リナックススーパーコンピューティング会社であるリナックスネットワークス株式会社は、本日、世界で最大の自動車変速機メーカの一つであるアイシン・エィ・ダブリュ株式会社が、製品の設計能力を促進するためにリナックスネットワークス社のスーパーシステムを使用していると発表しました。この新しいシステムはANSYS CFXが使えるようにチューニングされ、これを使うことにより複雑な流体の流れをより簡単に、より効果的に解析することが出来るようになり、アイシン・エィ・ダブリュ株式会社の新しい変速機の開発力が加速されます。このリナックスネットワークス社のスーパーシステムの採用により、アイシン・エィ・ダブリュ株式会社では、設計のシミュレーションをより簡単に効率的に行うことが出来るようになり、実際の試作品でのテストに頼ることを最小限にすることが出来ます。その結果、商品化までの時間を短縮でき、商品のコストを削減でき、トヨタやアウディ、フォルクスワーゲン、ボルボなどを含めた顧客に向けてより安全で、より品質の高い変速機を開発することが出来るようになります。

アイシン・エィ・ダブリュ株式会社のシミュレーション開発グループの主任研究員である山口健氏は、次のように言っています。「リナックスネットワークス社のスーパーシステムは、業界トップの価格性能比を我々にも選択しやすい形で提供してくれます。自動車会社は新車を一年以内で開発しなければなりません。そのため、新しい変速機の設計、テスト及び供給のために我々に与えられる期間はたった2,3ヶ月です。このリナックスネットワークス社の新しいシステムによって、実際に多くの試作品を作らなくて済むようになり、新しい変速機をわずか2,3ヶ月で生産することが出来ます。」
リナックスネットワークス米国本社のCEOであるボー・イワルド氏は次のように言っています。「トヨタなどに向けて、新しい高品質な製品を設計するアイシン・エィ・ダブリュ株式会社を支援するために、我々のシステムが直ちに生産に入れることは喜ばしいことです。我々は、導入に関する総所有コスト(Total Cost of Ownership)を削減する、半製品での供給も行っていますが、重要な設計の業務フローやアプリケーションに対して他の追従を許さない価格性能比を与える、システムの供給に焦点を当てています。我々の、産業界における顧客ベースがこれほど急速にのびている理由のカギは、価格性能比、導入に関する総所有コスト(TCO)、および生産即応力の3つです。」
このシステムは、新製品の設計におけるシミュレーションを加速し、設計の最適化を加速する力をアイシン・エィ・ダブリュ株式会社に与え、その結果として、製品の開発期間が短縮され、商品のマーケットへの早期投入がはかられ、投資回収率が向上します。このシステムは主に変速機の設計において流体の流れをモデル化するために使われ、その目標は、まさにエンジンから車輪へ適当なモーメントで、最大のパワーを伝える変速機を作ることです。さらにこのシステムは熱解析にも使われます。その目的は、熱力学を研究するためであったり、キャビテーションの発生を出来るだけ少なくするために、それがいつどこで発生するかを割り出すためであったり、可能な限り安全な設計を確実に行うために、自動車用変速機はどこに最も応力がかかるかを解析するためであったりします。
リナックスネットワークス社のスーパーシステムは、製品の設計業務を向上させるためにスーパーコンピュータを活用しよう、という方向に動いている営利企業が要求する計算能力に、ぴったりと合致します。しかも、CFDや有限要素解析(FEA)、衝突/衝撃分析などを含む、多様な商用アプリケーションをサポートするようにチューニングされています。これらのアプリケーションは、高性能で費用効率の高い計算能力と視覚化のシステムを必要とします。業界標準のMPP-Dyna三車両衝突のベンチマークとFluent FL5L3のベンチマークにおいて、リナックスネットワークス社の128 CPU LS-1スーパーシステムの結果は、同様に公表された結果のいずれよりも勝っていました。リナックスネットワークス社の自動車業界における顧客にはアウディ、BMW、ダイムラークライスラーなどその他多くの顧客が含まれます。
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Linux Networx, Inc. について
Linux Networx, Inc. は、全体的なアプリケーション処理能力(Total Application Throughput)の新しいレベルを確立し促進するために、特別に設計されたリナックススーパーコンピュータを、10年以上に亘って顧客に供給してきました。当社のリナックススーパーコンピュータの能力により提供される価値は、アプリケーションにチューニングされた価格性能比と稼働率、全体的なシステムの信頼性、使用可能時間、オペレーションに関わる総所有コスト(Total Cost of Operation)などです。当社は、世界中の175以上のスーパーコンピュータを必要とする顧客に対して、475以上のスーパーコンピュータを納めています。2005年に当社は記録的な受注の伸びを達成しました。我々のグローバルな顧客ベースは、航空宇宙ではボーイング、重工業分野ではBMW,ダイムラークライスラー、アウディ、キャタピラー、ジョンディア、石油ガス業界ではトタル、シュルンベルジェ、シェル石油、米国政府関係ではロスアラモス国立研究所、サンディア国立研究所、国防総省などいずれもスーパーコンピュータ利用のリーダーとなっています。当社は、2005年にHPC-Wire 社のEditor and Reader’s Choice Awards (編集長と読者の選ぶ賞)を3つ受賞しました。Most Innovative Technology (最も革新的な技術賞)を2部門において受賞し、Best Price/Performance(ベスト価格性能比賞)も受賞しました。リナックスネットワークスに関する更に詳しい情報は
www.linuxnetworx.comをご覧ください。
ANSYS, Inc. について
1970年に設立されたANSYS, Inc.は、さまざまな産業のエンジニアやデザイナーによって広範に使用されているエンジニアリング・シミュレーション・ソフトウェアとテクノロジーを開発し、世界中で販売しています。同社は、ユーザーがデスクトップで直接設計解析を行うことができるオープンでフレキシブルなソリューションを開発し、設計思想から最終段階の試験や検証まで、高速、効率的、かつコスト意識の高い製品開発を行うための共通プラットフォームを提供することに力を注いでいます。同社とそのチャネル・パートナーのグローバル・ネットワークは、顧客への販売、サポート、トレーニングを世界中で展開しています。米国ペンシルベニア州カノンズバーグに本社を置き、世界各地に40の戦略的販売拠点を有するANSYS, Inc.とその子会社は、従業員約1,400名を擁し、40カ国以上のチャネル・パートナーのネットワークを通してANSYS製品を販売しています。詳細は
www.ansys.comをご覧ください。
ロゴはLinux Networx, Inc.およびANSYS, Inc.の商標です。LS-1、LS/X、CS、Custom Supersystems(カスタムスーパーシステム)、The Linux Supercomputing Company、Clusterworx、Evolocity、E2、Icebox、Certified Cluster Services (認可済クラスターサービス)、Total Cluster Management (クラスターマネージメント)は、Linux Networx, Inc. の登録商標または商標です。ANSYS、CFX、FLUENT、およびANSYS, Inc.のすべての製品・サービス名は、米国またはその他の国々におけるANSYS, Inc.もしくはその子会社の登録商標または商標です。Linux はLinus Torvalds の登録商標です。その他すべての商標または登録商標の所有権は、それぞれの所有者に帰属しています。